隠の王 第十八話「呼ぶ声」
「壬晴君がそうやってあせってるのって、やっぱ宵風君のためなんすか。
隠す必要ないんすよ。それに、どのみち・・・
もう、間に合わないっすから」
もう、間に合わないっすから
もう、間に合わないっすから・・・
いやーーーー<(T◇T)>!!和穂さん、そんなハッキリと!!
「間に、合わない・・・」
宵風の余命は、もってあとひと月。
衝撃を受ける壬晴だったが、それを立ち聞きしてしまった宵風にも、絶望の色が広がる。
我雨の病室から出てきた雷光に出くわす宵風。
雷光に切られ、意識の回復しない我雨。雷光は自分を責めていた。
そして、出会うべくして出会った宵風と壬晴の関係をうらやましいとも。
「僕には大切なものなんてない。
ただ、望みのために、そのためだけに動いてる。
うらやましいと言ったな。
そう思うのなら、あんたもそうすればいい。
それができないと言うのなら、終わらせてやる」
黒く変色した人差し指を我雨に向ける宵風!
止めに入った雷光を気羅で吹き飛ばし、病室の我雨の枕元に立つ。気羅を打つ・・・・。
間に合わない。壬晴では、もう・・・。
裸足で(・・足も黒くなってる・・・(/_;)雪の降る外へ、ふらふらと出ていく宵風。
イヤだ…死にたくない。消して・・・ここから消して。
血が・・・血が!!吐血しました!!
病院では気羅の作用で我雨が目覚めていた。
宵風の姿が見えないことに気がついた壬晴は、あの話を宵風が聞いてしまったと確信し、走りだす。
宵風はずるい!ずるいよ、一人で勝手に。
絶望の中にいて、無感情で、冷徹で。それが宵風。
だから あれも約束したのに。
街はクリスマスのシーズンで華やいだディスプレイ。
通りを歩く幸せそうな人々。
しんしんと降る雪。・・・うわ、この対比が悲しい。
妖精さん、答えてよ。今こそ君が必要なんだ。
俺は宵風を・・・
悲痛な想いで宵風を探す壬晴が目にしたのは、路上に続く、血の跡。
い、いたーー!!宵風。
血を辿ると歩道橋の上で座り込んでいる。
「宵風!宵風!!大丈夫?しっかりして、宵風」
頭の雪を払ってやる壬晴(T△T)あう。
心配する壬晴に錯乱した宵風の悲痛な叫びが・・・。
「ちがう・・・違うんだ、間違ってる!
そらなんて居なかった!気がつかないなんて、ここに居るのに。
いたのは俺だ。違う、居なかった。
16年間名前がなかった。雪見に宵風と呼ばれるまで。
まるで着ぐるみだ。みんな着ぐるみを見てるだけ。中の俺はそこには居ない。
でも違う。
そらなんて最初から居なかったんだ!」
・・・16年名前がなかった、とな?どんな人生だったんだ、オイ!おねーさんに話してごらん!!
「死ねばよかったのに」なんて、親?らしき人物に夢の中で言われてたし・・・。
「俺も君もここにいるから。いるから!」
「助けて。死にたくない。消えたいんだ・・・。
僕の存在ごと すべてを なかったことに。
始めから なかったんだから・・・始めから消える、それが」
「わかってる」
「望み。僕の、ずっと」
「分かってる。最初に約束したじゃないか。だから分かってる」
でも俺は、君を、消したくない。
雪の中、抱き合う無力なふたり。
切なくて悲しい場面のあとで流れるEDがこれまたイケナイ・・・
涙腺刺激されますよ(Tωヾ )
孤独を思わせる表情。降り注ぐ雨。
手をのばすと雨が上がり、晴れ渡る空。寄り添う壬晴と宵風が穏やかであればあるほど、なんだか泣きたくなってしまうのです。
あー・・・次週「死神の横顔」宵風の透き通った横顔が・・・。
あと何回残ってるのか・・・ちゃんと終わるのかな。

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隠す必要ないんすよ。それに、どのみち・・・
もう、間に合わないっすから」
もう、間に合わないっすから
もう、間に合わないっすから・・・
いやーーーー<(T◇T)>!!和穂さん、そんなハッキリと!!
「間に、合わない・・・」
宵風の余命は、もってあとひと月。
衝撃を受ける壬晴だったが、それを立ち聞きしてしまった宵風にも、絶望の色が広がる。
我雨の病室から出てきた雷光に出くわす宵風。
雷光に切られ、意識の回復しない我雨。雷光は自分を責めていた。
そして、出会うべくして出会った宵風と壬晴の関係をうらやましいとも。
「僕には大切なものなんてない。
ただ、望みのために、そのためだけに動いてる。
うらやましいと言ったな。
そう思うのなら、あんたもそうすればいい。
それができないと言うのなら、終わらせてやる」
黒く変色した人差し指を我雨に向ける宵風!
止めに入った雷光を気羅で吹き飛ばし、病室の我雨の枕元に立つ。気羅を打つ・・・・。
間に合わない。壬晴では、もう・・・。
裸足で(・・足も黒くなってる・・・(/_;)雪の降る外へ、ふらふらと出ていく宵風。
イヤだ…死にたくない。消して・・・ここから消して。
血が・・・血が!!吐血しました!!
病院では気羅の作用で我雨が目覚めていた。
宵風の姿が見えないことに気がついた壬晴は、あの話を宵風が聞いてしまったと確信し、走りだす。
宵風はずるい!ずるいよ、一人で勝手に。
絶望の中にいて、無感情で、冷徹で。それが宵風。
だから あれも約束したのに。
街はクリスマスのシーズンで華やいだディスプレイ。
通りを歩く幸せそうな人々。
しんしんと降る雪。・・・うわ、この対比が悲しい。
妖精さん、答えてよ。今こそ君が必要なんだ。
俺は宵風を・・・
悲痛な想いで宵風を探す壬晴が目にしたのは、路上に続く、血の跡。
い、いたーー!!宵風。
血を辿ると歩道橋の上で座り込んでいる。
「宵風!宵風!!大丈夫?しっかりして、宵風」
頭の雪を払ってやる壬晴(T△T)あう。
心配する壬晴に錯乱した宵風の悲痛な叫びが・・・。
「ちがう・・・違うんだ、間違ってる!
そらなんて居なかった!気がつかないなんて、ここに居るのに。
いたのは俺だ。違う、居なかった。
16年間名前がなかった。雪見に宵風と呼ばれるまで。
まるで着ぐるみだ。みんな着ぐるみを見てるだけ。中の俺はそこには居ない。
でも違う。
そらなんて最初から居なかったんだ!」
・・・16年名前がなかった、とな?どんな人生だったんだ、オイ!おねーさんに話してごらん!!
「死ねばよかったのに」なんて、親?らしき人物に夢の中で言われてたし・・・。
「俺も君もここにいるから。いるから!」
「助けて。死にたくない。消えたいんだ・・・。
僕の存在ごと すべてを なかったことに。
始めから なかったんだから・・・始めから消える、それが」
「わかってる」
「望み。僕の、ずっと」
「分かってる。最初に約束したじゃないか。だから分かってる」
でも俺は、君を、消したくない。
雪の中、抱き合う無力なふたり。
切なくて悲しい場面のあとで流れるEDがこれまたイケナイ・・・
涙腺刺激されますよ(Tωヾ )
孤独を思わせる表情。降り注ぐ雨。
手をのばすと雨が上がり、晴れ渡る空。寄り添う壬晴と宵風が穏やかであればあるほど、なんだか泣きたくなってしまうのです。
あー・・・次週「死神の横顔」宵風の透き通った横顔が・・・。
あと何回残ってるのか・・・ちゃんと終わるのかな。
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