アニメ・秘密〜トップ・シークレット〜「来訪者・後編」
いいんですか まきさん
わたしをケーサツにつきださなくても。
まきさん、いいんですか
「貝沼っ!?どうして・・・ヤツは死んだんだ・・・どうして・・」
貝沼の悪夢にうなされ、病室で目覚める室長。・・・おお・・・おいたわしや室長。
曽我「それにしても少年たちの自殺に貝沼が関係してるとは・・・」
事件を整理してみよう!
一昨年4月〜昨年8月・・・28人殺し。合間に少年院へ慰問。少年達になんらかの催眠術をかける?
昨年8月・貝沼逮捕
昨年9月留置所で貝沼自殺(凶器の持ち込方法は不明)
↓
MRI捜査が行われるが、貝沼の脳を見て発狂した捜査官・鈴木(室長の親友)により貝沼の脳とデータが破壊され、捜査は不可能に。
↓
今年・9人の少年が自殺→37人殺しに・・・?
曽我「犯人は死んでいるのに、被害者が増え続けるわけか・・・」
あれから口も利かずギリギリの精神状態らしい室長を心配した青木が、病院へ見舞いに行く。
「あのう・・・近くまで来たもので。あっ、そうだ、天地さんが持っていけって。これがないと眠れないかもしれないって」
青木が差し出したのは、室長が仮眠するときにいつも抱いている分厚い本だった。
ベッドの上で片膝を抱き、青木を見上げる室長。
「・・・貝沼を知っていた。俺は貝沼を知っていたんだ。」
「貝沼と知り合いだったんですか」
「3年前、万引きで捕まった貝沼を見逃した」
万引きした貝沼を捕まえたスーパーの店長が、たまたまそこを利用していた薪の職業を知っていて、貝沼の身柄を引き渡したという。
(当たり前だけど、薪さんもスーパーで買い物したりするんですね・・・)
父親くらいの年齢の貝沼が万引きしたもの、それは賞味期限ぎりぎりの値引きされた総菜と即席の白い飯。
貝沼「いい・・んですか。このまま帰っても。調書とかは・・・。私は罪を犯したんでしょう」
風呂に何日も入っていないのだろう。体はひどく汚れていた。そんな彼を室長は哀れんだ。
薪「今回は店長に頼んで穏便にすませてもらうことにしました。ですからお引き取りいただいて大丈夫です。二度とこのようなことしないで下さい。それとこれ・・・。」
そう言って薪が差し出したのは、貝沼が盗んだ食品だった。代金は支払ったので、と、背中を向け歩き出すが・・・・。
・・・うっ・・うううう・・うっ・・
うううううううああああああああああああああっっ
嗚咽をもらして泣き崩れる貝沼。何かあったら連絡をと、名前と連絡先を教えたという。
貝沼「あなたに会えて生きる希望が湧いてきました。これからは心を入れ替えて頑張ります。」
貝沼は笑顔でしつこいくらいに礼を言った。
「貝沼が一人目の少年を殺害したのはその1年後。とんだ生きる希望だとは思わないか」
「そんな!!事件とは何の関係もないと思いますよ」
「貝沼の脳を捜査した中で、俺のことを指し示すことがらは無かった。だが分からない!全部見たわけじゃない。ヤツの脳を全部見たのは・・・」
「鈴木さんですね」
「貝沼の脳をみたせいで狂気が伝染したのではなく、もしかしたら鈴木は・・・
俺を殺したくなるような・・・そんな画を見たのかもしれない・・・鈴木は俺をっ・・・貝沼は俺に見せるために、ヤツはあんなに人を!少年院の子供たちまでがあんなことにっ!!」
「薪さんっっ!!」
錯乱し、気を失う室長を青木が支える。おお・・・おいたわしや室長・・・(そういえば前回は可哀想でしたね、誰にも支えられずにぶっ倒れて)
意外にもろいこの人を近くで見ていて、鈴木さんは一体何を考えていたのだろう・・・。
何かを決意した青木が向かったのは第九内の『TOP SECRET ROOM』という部屋だった。
自殺をした少年達の新たな共通点が分かった。
それは9人の少年全員が自殺する6時間以内にプロ野球の優勝パレードの映像を見ていたのだ。
少年院に慰問に行った貝沼が、ヒーリングと称して少年たちに死の催眠術をかけていた。
曽我「貝沼が少年たちの深層心理に、あるものを見たらこの世で一番恐ろしいものが追っかけてくるという恐怖心を埋め込んでいたとしたら・・・それがこの映像なんじゃ」
岡部「確かに、各局がこれでもか!と放送する映像だ。貝沼は同じ日に少年たちが死ぬように仕掛けたってことか」
そこにふらついた青木が戻ってくる。今回も青木さんの作画がヒドイような・・・(汗)
天地「自己顕示欲、カルト殺人、その場合犯人は死体に同じようにマークをつけたり、同じ手口の犯行を行ったりして自分の犯行であることをアピールします」
曽我「じゃあ、貝沼も誰かに見てもらいたかったかも」
「っっw(゚o゚;)w」←青木
岡部「誰にだ」
そこに、室長がやってくる。体を気遣う捜査員達に目もくれず、モニターに映る自殺した伊藤の脳の映像を指し示す。(ここの音楽ズンドコ☆)
「誰か、ここにいる10人目の少年の現在の居所を調べた者は?」「10人目!?」
貝沼ばかりを調べていた捜査員は慌てふためく。
「これだけいて誰も気がつかなかったのか!この少年は催眠術をうけながらも、まだ自殺していない。つまりパレードを見ていないんだ。
何をしている!!死んでから脳をもらっても遅いんだ!!」
「はいっっ!!」室長の叱咤に一斉に動きだす捜査員。
「良かったな。いつもの薪さんだ」すれ違いざまに青木に耳打ちする岡部。
ほどなくして10人目の少年・北村の所在が判明。
去年少年院を出、ひと月前から阿武島沖の海底トンネル工事に参加しており、まだパレードを見ていない可能性が高い。
その少年が船で帰ってくると知った室長は自ら警察庁の屋上からヘリに乗り込む。
上空を舞うヘリ。
ヘリを操縦しているのが青木だと気づいた室長は驚く。
「どういうつもりだ!何故お前が操縦している。分かっているのか、海上の天候が悪化していて・・・」
「危険かもしれないんですよね。そんな危険なところに何故自ら行こうとするんですか。・・・薪さん、自分は死んでもいいと思ってませんか」
「・・・・ふん。監視役にでもなったつもりか。」
「28人殺しの時、精神的にまいって自殺しかねなかったのは鈴木さんよりむしろ、薪さんだった。
日々まいっていく薪さんをそばで見続けた鈴木さんは、一人で貝沼の脳を見ることにしたんです。
貝沼は28通りの殺し方で楽しんでいた。
繰り返される想像を超えた闇の行いは、見ている者を狂気の世界に引きずり込むには十分だった。
見終わったとき、何とか均衡を保っていた鈴木さんの精神は崩壊した・・・」
ヘリを操縦する青木の背中を凝視する室長。
「なぜ・・・お前がそれを知っている」
ゆっくりと振り向く青木。
「まさか見たのか、鈴木の脳を!?」
「・・・はい。なぜ鈴木さんが薪さんを襲ったか知りたくて。
貝沼の脳を見るつもりはなかったんです。
でも・・・見てしまったんです。
鈴木さんの脳を通して」
様子がおかしい青木。ヘッドホンをはずし、シートベルトをはずし、室長をよどんだ目で見つめる・・・。
「まきさん・・まきさん」
「感染したのか」
「うわああああああっっ!!!薪さんっ危ない!!」
青木は室長の背後に貝沼の幻覚を見てパニックに陥り、室長に抱きつき・・
え?失神しちゃいましたよ??しっかりしろ!!
パイロットを失ったヘリは体勢を崩し、室長が涙目で・・・・・・あれ?泣いてないね!?・・・間違った、男らしい表情で操縦かんを握るが、万事休す!!
「鈴木・・・このままそっちに来いということか」
びくともしない操縦かんに、室長の顔にあきらめの色が浮かんだ瞬間
大きな手が添えられる。
正気に戻った青木によって、危機は脱した。
「もう大丈夫です。操縦代わります」
室長は見つめていた・・・・死んだ親友の鈴木と重なる青木の横顔を。
その頃、北村少年の乗った船内ではテレビの電波が届くようになっていた。
流れているのはニュース番組。「あ〜あ、今年はジェッツの優勝か」
ヘリから船へ、ひらりと飛び降りる室長(し、室長、お、男らしいですね!)
「少年はっ!!!」
室長の活躍により、少年は間一髪、優勝パレードの映像を目にせず、自殺は防げたのだった。
後日。室長はある部屋へと足を運んでいた。
青木「鈴木さんの脳を見に来られたんですね」
鈴木が死亡当日に見ていた映像。
それは、室長も見たことがない貝沼が死ぬ直前のものだった。
手を洗っている。視線が上がる。鏡に映った貝沼の、かお。
一瞬ひるむ室長。
貝沼がわらい、鏡に向かって語りかける。
室長「知っていた・・・。
貝沼は自分が死んだあと自分の脳が見られることを知っていたんだ」
まきさん
あんたは あのとき俺を見逃し施しもくれた
優しいからかい?哀れに見えたからかい?
あれから俺はあんたのことが 頭から離れなくなった
憎くて愛おしくて にくくて・いとおしくて・だきたくて・ころしたくて・・・
だからこれは あのときのお礼だよ
貝沼は口に手をつっこみ、何かを吐き出した。
それは、ビニールに入った折りたたみ式のナイフ。
(歯にひもをひっかけてビニールを体内に吊るしていたらしい)
あんたに似た子ばかりを選んで殺したよ
まきさん あいしてる
ニィッと笑い、ナイフを自分の首に突き刺し
「やめろ・・・貝沼」
真横に引き裂いていく。吹き出す鮮血。
「やめろ・・・やめろーーーっ!!!」
室長が泣き叫ぶ。
・・・ここで、鈴木さんの場面入りまーす
(わくわく♪←個人的にここが一番楽しみだった)
「何している。・・・・鈴木っ!!」
泣きながら銃を自らの頭に押しあてている鈴木に薪が近寄る。
「薪・・・自分ではできない・・・だから、お前が・・・もう誰にもあの狂った画をみせないように・・・」
あ?あれ?前編だとわりとカッコ良かったんだけどなぁ、鈴木さん(汗)
「よせ、鈴木」
「俺を殺せ。殺してくれ・・・俺を助けてくれ。薪、親友だろ?お前にやってもらうなら救われる。俺を助けてくれ」
銃口を薪に向け発砲する鈴木。
たまらず倒れこむ薪。お互いに銃を向け合うふたり。
「薪・・・・」「・・・鈴木っ」「薪ーーーーっ」響き渡る銃声。
頭を抱え絶叫する室長に青木が寄り添う。
「薪さん!!しっかりして下さい。
俺があえてこの画を見せたのは、鈴木さんのことを分かって欲しかったからです。
鈴木さんは薪さんを守ろうとしたんです。
貝沼の脳もデータも全て処分して、この世の中から狂気の映像その全てを抹殺しようとしたんです。
精神的にまいっていた薪さんに狂った世界を見せたくなかった。貝沼からあなたを守るために、自分の脳を撃つしかなかったんです!
・・・鈴木さんは薪さんを守ってくれたんです」
「鈴木・・・・」泣き崩れる室長。
ガ━━━(゚Д゚;)━( ゚Д)━( ゚)━( )━(゚; )━(Д゚; )━(゚Д゚;)━━━ン!!!!
なんてこったい!!鈴木さんのセリフまさかのカット!!
ソファで本を抱いて眠る室長を穏やかな目で見つめる青木。
『人の脳を見ただけで、感染したりはしない。
死んだ人の心は死んだ人のものだ。
死んだ人の代わりなど誰にもならない。
鈴木さんの代わりも。
ただ、願うことができるだけだ。
死んでしまった人の分も、この世界を愛していけるように、と』
*----*----*----*----*----*----*----*----*----*
予想に反して辛口感想・・・かも?です。不快に思われる方もいるかと思います。それでもOK!な方だけどうぞ。
「これにセリフ入ったら私ヤバいよ!!泣く自信ある!!」と、前回の感想に書いてた私を、28通りのやり方で痛めつけたい気分です。
・・・・あっれー・・・?おかしいな。自分でもイヤになるくらい涙腺が弱いんで、漫画とかテレビ見ててもよく泣くこの私が、この話で泣けないなんて。
見終わった後のがっかり感がすごかったのは、前編でものすごく期待を膨らませ過ぎた私が悪いんですよね(T∇T)アハハ・・・(|||_ _)ハハ・・・
視聴直後は、わりとプリプリ怒ってたんですけど・・・う〜ん。こうしてストーリーを書き起こしていくと、そんなに悪くはないと思えてきて、何が自分ではダメだったのか考えたときに、このアニメを見る自分の姿勢がいけないのかと。
自分のイメージの原作の感動を求めすぎてるのが悪いんじゃないかと悩みだすと、感想が書けなくなって・・・・手が止まりました。
なので。
難しいことは考えるのはナシにして、いつもどおり結局思ったことをたれ流しな感想です(笑)
一番不満だったのは、正気だった頃の鈴木さんのセリフがごっそり抜けてたこと。
まずはヘリの場面ですよね。青木の姿が鈴木に見えて、生前の鈴木の言葉がよみがえる。
そこが抜けてたので、最後の青木のモノローグが生きてこない。・・・と感じたのは私だけですか?
あとは、貝沼の脳を見た後に薪が思い出す、鈴木の仕事に対する希望にあふれた言葉。
ここが泣けるのに!!ここが泣けるのにっ!!!ここが無かったから、あの室長が泣いてるのに私泣けませんでした。
いや、ほんと、私が泣かないのはある意味スゴイんですって!!しょっちゅう泣いてますから。
楽しみにしていた、薪と鈴木の場面は・・・狂気をまとった表情の鈴木さんのお顔が残念でした・・・。
「大変☆私の中で鈴木さんがK点越えしちゃったよ!!」な、ことにはなりませんでした。
前編の見せ方が良かっただけに、期待はずれでした。鈴木さん、ちょっと喋りすぎ。あ、ここは私が過剰に期待しすぎただけですね、きっと。室長の揺れる瞳は良かったです。
ヘリの場面も、はしょってる部分が多かったので、もったいなかったです。
「鈴木の分も生きるためだろう!」とか。急に正気に戻る青木に違和感。あそこは後頭部ゴツンでしょう!!
ヘリを二人で操縦するところは緊迫感ありました。ヘリから飛び降りる室長もね(笑)
小野木田さん。この人はアニメオリジナルのキャラなんですが、第九創設時からのメンバーという設定ではないの??ポジション的に貝沼の脳は見てるはずなんだけど。
そのことに触れる言動がないというのは変じゃないですか。ハッ!(゚o゚ )もしや、貝沼の狂気に密かに感染していて事件を起こすとか、そっち系ですか!?・・まさかね〜〜。
こんなに世間を騒がせている事件なのに、副室長の長嶺もでてきやしないし。そこら辺いいかげんだなあ、と思ったけど時間的に無理ではありますね。
貝沼は不気味さが出てて良かったです。一番よかったかも(ぇ。)
声優さんの演技が素晴らしかった。泣いてる場面に「うっ」ときました。メッセージのとこも怖くてヘッドフォンで聴いてて「ひい〜〜っ」ってなりました。
声優さんといえば今さらなんですけど、室長の声に違和感・・・(←ほんっっと今さらだよ!)今回、感情的な場面が多かったからか、ときおり男らしい野太い声になってらして・・・若干気になりました。
「秘密」の声優陣がパーソナリティを務めるラジオ番組「ぶっちゃけ!トップ・シークレット」を聞きました。室長役の関智一さん、面白い人ですね〜。下ネタ全開で笑ってしまいました・・・。これを聞いたせいではない、と思うけど(笑)
こんなふうにラジオも聞きつつ、2クール目も頑張って見ますよ(@゚ー゚@)ノ
原作1巻のお話でした。

秘密(1)
サントラ版。ちょっと聞いてみたいです。
わたしをケーサツにつきださなくても。
まきさん、いいんですか
「貝沼っ!?どうして・・・ヤツは死んだんだ・・・どうして・・」
貝沼の悪夢にうなされ、病室で目覚める室長。・・・おお・・・おいたわしや室長。
曽我「それにしても少年たちの自殺に貝沼が関係してるとは・・・」
事件を整理してみよう!
一昨年4月〜昨年8月・・・28人殺し。合間に少年院へ慰問。少年達になんらかの催眠術をかける?
昨年8月・貝沼逮捕
昨年9月留置所で貝沼自殺(凶器の持ち込方法は不明)
↓
MRI捜査が行われるが、貝沼の脳を見て発狂した捜査官・鈴木(室長の親友)により貝沼の脳とデータが破壊され、捜査は不可能に。
↓
今年・9人の少年が自殺→37人殺しに・・・?
曽我「犯人は死んでいるのに、被害者が増え続けるわけか・・・」
あれから口も利かずギリギリの精神状態らしい室長を心配した青木が、病院へ見舞いに行く。
「あのう・・・近くまで来たもので。あっ、そうだ、天地さんが持っていけって。これがないと眠れないかもしれないって」
青木が差し出したのは、室長が仮眠するときにいつも抱いている分厚い本だった。
ベッドの上で片膝を抱き、青木を見上げる室長。
「・・・貝沼を知っていた。俺は貝沼を知っていたんだ。」
「貝沼と知り合いだったんですか」
「3年前、万引きで捕まった貝沼を見逃した」
万引きした貝沼を捕まえたスーパーの店長が、たまたまそこを利用していた薪の職業を知っていて、貝沼の身柄を引き渡したという。
(当たり前だけど、薪さんもスーパーで買い物したりするんですね・・・)
父親くらいの年齢の貝沼が万引きしたもの、それは賞味期限ぎりぎりの値引きされた総菜と即席の白い飯。
貝沼「いい・・んですか。このまま帰っても。調書とかは・・・。私は罪を犯したんでしょう」
風呂に何日も入っていないのだろう。体はひどく汚れていた。そんな彼を室長は哀れんだ。
薪「今回は店長に頼んで穏便にすませてもらうことにしました。ですからお引き取りいただいて大丈夫です。二度とこのようなことしないで下さい。それとこれ・・・。」
そう言って薪が差し出したのは、貝沼が盗んだ食品だった。代金は支払ったので、と、背中を向け歩き出すが・・・・。
・・・うっ・・うううう・・うっ・・
うううううううああああああああああああああっっ
嗚咽をもらして泣き崩れる貝沼。何かあったら連絡をと、名前と連絡先を教えたという。
貝沼「あなたに会えて生きる希望が湧いてきました。これからは心を入れ替えて頑張ります。」
貝沼は笑顔でしつこいくらいに礼を言った。
「貝沼が一人目の少年を殺害したのはその1年後。とんだ生きる希望だとは思わないか」
「そんな!!事件とは何の関係もないと思いますよ」
「貝沼の脳を捜査した中で、俺のことを指し示すことがらは無かった。だが分からない!全部見たわけじゃない。ヤツの脳を全部見たのは・・・」
「鈴木さんですね」
「貝沼の脳をみたせいで狂気が伝染したのではなく、もしかしたら鈴木は・・・
俺を殺したくなるような・・・そんな画を見たのかもしれない・・・鈴木は俺をっ・・・貝沼は俺に見せるために、ヤツはあんなに人を!少年院の子供たちまでがあんなことにっ!!」
「薪さんっっ!!」
錯乱し、気を失う室長を青木が支える。おお・・・おいたわしや室長・・・(そういえば前回は可哀想でしたね、誰にも支えられずにぶっ倒れて)
意外にもろいこの人を近くで見ていて、鈴木さんは一体何を考えていたのだろう・・・。
何かを決意した青木が向かったのは第九内の『TOP SECRET ROOM』という部屋だった。
自殺をした少年達の新たな共通点が分かった。
それは9人の少年全員が自殺する6時間以内にプロ野球の優勝パレードの映像を見ていたのだ。
少年院に慰問に行った貝沼が、ヒーリングと称して少年たちに死の催眠術をかけていた。
曽我「貝沼が少年たちの深層心理に、あるものを見たらこの世で一番恐ろしいものが追っかけてくるという恐怖心を埋め込んでいたとしたら・・・それがこの映像なんじゃ」
岡部「確かに、各局がこれでもか!と放送する映像だ。貝沼は同じ日に少年たちが死ぬように仕掛けたってことか」
そこにふらついた青木が戻ってくる。今回も青木さんの作画がヒドイような・・・(汗)
天地「自己顕示欲、カルト殺人、その場合犯人は死体に同じようにマークをつけたり、同じ手口の犯行を行ったりして自分の犯行であることをアピールします」
曽我「じゃあ、貝沼も誰かに見てもらいたかったかも」
「っっw(゚o゚;)w」←青木
岡部「誰にだ」
そこに、室長がやってくる。体を気遣う捜査員達に目もくれず、モニターに映る自殺した伊藤の脳の映像を指し示す。(ここの音楽ズンドコ☆)
「誰か、ここにいる10人目の少年の現在の居所を調べた者は?」「10人目!?」
貝沼ばかりを調べていた捜査員は慌てふためく。
「これだけいて誰も気がつかなかったのか!この少年は催眠術をうけながらも、まだ自殺していない。つまりパレードを見ていないんだ。
何をしている!!死んでから脳をもらっても遅いんだ!!」
「はいっっ!!」室長の叱咤に一斉に動きだす捜査員。
「良かったな。いつもの薪さんだ」すれ違いざまに青木に耳打ちする岡部。
ほどなくして10人目の少年・北村の所在が判明。
去年少年院を出、ひと月前から阿武島沖の海底トンネル工事に参加しており、まだパレードを見ていない可能性が高い。
その少年が船で帰ってくると知った室長は自ら警察庁の屋上からヘリに乗り込む。
上空を舞うヘリ。
ヘリを操縦しているのが青木だと気づいた室長は驚く。
「どういうつもりだ!何故お前が操縦している。分かっているのか、海上の天候が悪化していて・・・」
「危険かもしれないんですよね。そんな危険なところに何故自ら行こうとするんですか。・・・薪さん、自分は死んでもいいと思ってませんか」
「・・・・ふん。監視役にでもなったつもりか。」
「28人殺しの時、精神的にまいって自殺しかねなかったのは鈴木さんよりむしろ、薪さんだった。
日々まいっていく薪さんをそばで見続けた鈴木さんは、一人で貝沼の脳を見ることにしたんです。
貝沼は28通りの殺し方で楽しんでいた。
繰り返される想像を超えた闇の行いは、見ている者を狂気の世界に引きずり込むには十分だった。
見終わったとき、何とか均衡を保っていた鈴木さんの精神は崩壊した・・・」
ヘリを操縦する青木の背中を凝視する室長。
「なぜ・・・お前がそれを知っている」
ゆっくりと振り向く青木。
「まさか見たのか、鈴木の脳を!?」
「・・・はい。なぜ鈴木さんが薪さんを襲ったか知りたくて。
貝沼の脳を見るつもりはなかったんです。
でも・・・見てしまったんです。
鈴木さんの脳を通して」
様子がおかしい青木。ヘッドホンをはずし、シートベルトをはずし、室長をよどんだ目で見つめる・・・。
「まきさん・・まきさん」
「感染したのか」
「うわああああああっっ!!!薪さんっ危ない!!」
青木は室長の背後に貝沼の幻覚を見てパニックに陥り、室長に抱きつき・・
え?失神しちゃいましたよ??しっかりしろ!!
パイロットを失ったヘリは体勢を崩し、室長が涙目で・・・・・・あれ?泣いてないね!?・・・間違った、男らしい表情で操縦かんを握るが、万事休す!!
「鈴木・・・このままそっちに来いということか」
びくともしない操縦かんに、室長の顔にあきらめの色が浮かんだ瞬間
大きな手が添えられる。
正気に戻った青木によって、危機は脱した。
「もう大丈夫です。操縦代わります」
室長は見つめていた・・・・死んだ親友の鈴木と重なる青木の横顔を。
その頃、北村少年の乗った船内ではテレビの電波が届くようになっていた。
流れているのはニュース番組。「あ〜あ、今年はジェッツの優勝か」
ヘリから船へ、ひらりと飛び降りる室長(し、室長、お、男らしいですね!)
「少年はっ!!!」
室長の活躍により、少年は間一髪、優勝パレードの映像を目にせず、自殺は防げたのだった。
後日。室長はある部屋へと足を運んでいた。
青木「鈴木さんの脳を見に来られたんですね」
鈴木が死亡当日に見ていた映像。
それは、室長も見たことがない貝沼が死ぬ直前のものだった。
手を洗っている。視線が上がる。鏡に映った貝沼の、かお。
一瞬ひるむ室長。
貝沼がわらい、鏡に向かって語りかける。
室長「知っていた・・・。
貝沼は自分が死んだあと自分の脳が見られることを知っていたんだ」
まきさん
あんたは あのとき俺を見逃し施しもくれた
優しいからかい?哀れに見えたからかい?
あれから俺はあんたのことが 頭から離れなくなった
憎くて愛おしくて にくくて・いとおしくて・だきたくて・ころしたくて・・・
だからこれは あのときのお礼だよ
貝沼は口に手をつっこみ、何かを吐き出した。
それは、ビニールに入った折りたたみ式のナイフ。
(歯にひもをひっかけてビニールを体内に吊るしていたらしい)
あんたに似た子ばかりを選んで殺したよ
まきさん あいしてる
ニィッと笑い、ナイフを自分の首に突き刺し
「やめろ・・・貝沼」
真横に引き裂いていく。吹き出す鮮血。
「やめろ・・・やめろーーーっ!!!」
室長が泣き叫ぶ。
・・・ここで、鈴木さんの場面入りまーす
(わくわく♪←個人的にここが一番楽しみだった)
「何している。・・・・鈴木っ!!」
泣きながら銃を自らの頭に押しあてている鈴木に薪が近寄る。
「薪・・・自分ではできない・・・だから、お前が・・・もう誰にもあの狂った画をみせないように・・・」
あ?あれ?前編だとわりとカッコ良かったんだけどなぁ、鈴木さん(汗)
「よせ、鈴木」
「俺を殺せ。殺してくれ・・・俺を助けてくれ。薪、親友だろ?お前にやってもらうなら救われる。俺を助けてくれ」
銃口を薪に向け発砲する鈴木。
たまらず倒れこむ薪。お互いに銃を向け合うふたり。
「薪・・・・」「・・・鈴木っ」「薪ーーーーっ」響き渡る銃声。
頭を抱え絶叫する室長に青木が寄り添う。
「薪さん!!しっかりして下さい。
俺があえてこの画を見せたのは、鈴木さんのことを分かって欲しかったからです。
鈴木さんは薪さんを守ろうとしたんです。
貝沼の脳もデータも全て処分して、この世の中から狂気の映像その全てを抹殺しようとしたんです。
精神的にまいっていた薪さんに狂った世界を見せたくなかった。貝沼からあなたを守るために、自分の脳を撃つしかなかったんです!
・・・鈴木さんは薪さんを守ってくれたんです」
「鈴木・・・・」泣き崩れる室長。
ガ━━━(゚Д゚;)━( ゚Д)━( ゚)━( )━(゚; )━(Д゚; )━(゚Д゚;)━━━ン!!!!
なんてこったい!!鈴木さんのセリフまさかのカット!!
ソファで本を抱いて眠る室長を穏やかな目で見つめる青木。
『人の脳を見ただけで、感染したりはしない。
死んだ人の心は死んだ人のものだ。
死んだ人の代わりなど誰にもならない。
鈴木さんの代わりも。
ただ、願うことができるだけだ。
死んでしまった人の分も、この世界を愛していけるように、と』
*----*----*----*----*----*----*----*----*----*
予想に反して辛口感想・・・かも?です。不快に思われる方もいるかと思います。それでもOK!な方だけどうぞ。
「これにセリフ入ったら私ヤバいよ!!泣く自信ある!!」と、前回の感想に書いてた私を、28通りのやり方で痛めつけたい気分です。
・・・・あっれー・・・?おかしいな。自分でもイヤになるくらい涙腺が弱いんで、漫画とかテレビ見ててもよく泣くこの私が、この話で泣けないなんて。
見終わった後のがっかり感がすごかったのは、前編でものすごく期待を膨らませ過ぎた私が悪いんですよね(T∇T)アハハ・・・(|||_ _)ハハ・・・
視聴直後は、わりとプリプリ怒ってたんですけど・・・う〜ん。こうしてストーリーを書き起こしていくと、そんなに悪くはないと思えてきて、何が自分ではダメだったのか考えたときに、このアニメを見る自分の姿勢がいけないのかと。
自分のイメージの原作の感動を求めすぎてるのが悪いんじゃないかと悩みだすと、感想が書けなくなって・・・・手が止まりました。
なので。
難しいことは考えるのはナシにして、いつもどおり結局思ったことをたれ流しな感想です(笑)
一番不満だったのは、正気だった頃の鈴木さんのセリフがごっそり抜けてたこと。
まずはヘリの場面ですよね。青木の姿が鈴木に見えて、生前の鈴木の言葉がよみがえる。
そこが抜けてたので、最後の青木のモノローグが生きてこない。・・・と感じたのは私だけですか?
あとは、貝沼の脳を見た後に薪が思い出す、鈴木の仕事に対する希望にあふれた言葉。
ここが泣けるのに!!ここが泣けるのにっ!!!ここが無かったから、あの室長が泣いてるのに私泣けませんでした。
いや、ほんと、私が泣かないのはある意味スゴイんですって!!しょっちゅう泣いてますから。
楽しみにしていた、薪と鈴木の場面は・・・狂気をまとった表情の鈴木さんのお顔が残念でした・・・。
「大変☆私の中で鈴木さんがK点越えしちゃったよ!!」な、ことにはなりませんでした。
前編の見せ方が良かっただけに、期待はずれでした。鈴木さん、ちょっと喋りすぎ。あ、ここは私が過剰に期待しすぎただけですね、きっと。室長の揺れる瞳は良かったです。
ヘリの場面も、はしょってる部分が多かったので、もったいなかったです。
「鈴木の分も生きるためだろう!」とか。急に正気に戻る青木に違和感。あそこは後頭部ゴツンでしょう!!
ヘリを二人で操縦するところは緊迫感ありました。ヘリから飛び降りる室長もね(笑)
小野木田さん。この人はアニメオリジナルのキャラなんですが、第九創設時からのメンバーという設定ではないの??ポジション的に貝沼の脳は見てるはずなんだけど。
そのことに触れる言動がないというのは変じゃないですか。ハッ!(゚o゚ )もしや、貝沼の狂気に密かに感染していて事件を起こすとか、そっち系ですか!?・・まさかね〜〜。
こんなに世間を騒がせている事件なのに、副室長の長嶺もでてきやしないし。そこら辺いいかげんだなあ、と思ったけど時間的に無理ではありますね。
貝沼は不気味さが出てて良かったです。一番よかったかも(ぇ。)
声優さんの演技が素晴らしかった。泣いてる場面に「うっ」ときました。メッセージのとこも怖くてヘッドフォンで聴いてて「ひい〜〜っ」ってなりました。
声優さんといえば今さらなんですけど、室長の声に違和感・・・(←ほんっっと今さらだよ!)今回、感情的な場面が多かったからか、ときおり男らしい野太い声になってらして・・・若干気になりました。
「秘密」の声優陣がパーソナリティを務めるラジオ番組「ぶっちゃけ!トップ・シークレット」を聞きました。室長役の関智一さん、面白い人ですね〜。下ネタ全開で笑ってしまいました・・・。これを聞いたせいではない、と思うけど(笑)
こんなふうにラジオも聞きつつ、2クール目も頑張って見ますよ(@゚ー゚@)ノ
原作1巻のお話でした。
秘密(1)
サントラ版。ちょっと聞いてみたいです。


特に、こゆうさん、前回、やる気満々だったから……ちょっと残念でしたね


・・すごい・・完璧ですね・・。お疲れ様です。
この「遅いんだ!」の後の岡部のセリフに対して薪さんを見る青木目線が結構好きです(^^;)
私まであの背中に「薪さん・・」とつぶやきたくなってしまう・・。
後半楽しみにお待ちしてますね!