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秘密 ~トップシークレット~第10話「箱の中の鼠」

「お待ちしていました長嶺警視正!」

敬礼して、ある人物を迎える青木にその人物はサングラスを外し、人の悪い笑みを浮かべる。

「君か。薪くんお気に入りの新人は。・・・ってことは、ただのクズだな」
青木っ!ぽかーんとするなぁ!!こいつ、室長のことまで馬鹿にしてっぞ!!
なんだ、この偉そうな男は!と思っていたら、FBIの研修を終えて帰国、警察官房の審議官に就任すると同時に、第九の副室長を兼任することになったらしいって・・・は?この男が副室長?
いりません。即返品したらいい。
新しい副室長と打ち解けようと色々と話しかける第九の面々ですが、長嶺はそっけない態度。

「あきれたねえ。大の大人がこれだけ集まって、捜査に時間と経費がかかり過ぎだ。
せっかくのMRIシステムも宝の持ち腐れだよ。」

小野木田が反論しますが、人の話はろくに聞いちゃいないようです。

「薪くん、室長としての君の資質を疑う声が上層部からでている。
・・・例の事件も尾を引いてるんだろう?
親友を射殺するのはどういう気分だ?」

室長の静かな横顔に一瞬怒りが浮かぶ。長嶺は喋り続ける。

「青木ぃ。残念だったなぁ、第九で働いていることを最後まで父親に話せなくて」
「どうしてそれを・・・」
「私は君たちの監督官としてここに派遣された。使えない奴は容赦なく切っていくから、そのつもりで」

長嶺と行動することになった青木は、地図にも載ってないある施設にたどりつく。
部屋の片隅で、ケースの中でグルグル運動するハツカネズミを見つめている真壁という男と、何かに怯える平岡という男の様子を扉の窓から覗き込む青木。
施設は、死刑が決まった囚人を刑が執行されるまで保養させる所だと説明する職員。
部屋は2名で1部屋。ほかの部屋への出入りも自由。
青木「随分と解放的ですね」
ところが、この1ヶ月の間、死刑囚が二人相次いで殺害されており、事件の寸前に謎の停電があり、事件の瞬間が監視カメラに写っていなかったという。

「そんな偶然ありえますか」
「そこで第九の出番ってわけだ」

その瞬間、施設の明かりが突然消えた!

数秒の停電が復旧すると、部屋から悲鳴が聞こえ、駆けつける青木と長嶺が見たものは・・・。
歯ブラシが胸に刺さり、絶命した男の姿。真壁だった(え・・・歯ブラシ、ですか。)
悲鳴を上げた同室の男、平岡はがたがたと震えていた。
部屋の奥には、からからと音をたてて運動する、ネズミがいた・・・。

すぐさま監視カメラの映像をチェックするが、肝心の場面が停電で写っていない。
ネズミがうるさいと真壁と口論が絶えなかったという平岡だが、彼が動いた形跡は全くなかった。

長嶺「死者の脳をのぞいてみるのが先決だな。・・・ハッ」

死刑囚・真壁の脳が映像化される。
「ああっ」驚愕する青木。
死刑を前にした真壁は恐怖に苛まれ、黒い女の影に襲われる妄想に捕りつかれていた。
ラストカットには、停電により肝心の場面が写っていなかったが、平岡が離れた場所にいて全く動いていないことだけは分かった。

長嶺「やれやれ、余計に謎が深まったな」
室長「こんな事件が発生しうると、なぜ予測できなかったんだ。」
長嶺「なにぃ?」
室長「施設の管理体制に問題があったと言わざるを得ない。」
長嶺「余計なことに口をだすな」
火花を散らすふたり。

「ううむ、息がつまるなぁ」
岡部はため息をつきながら、真壁の過去を調べるために資料室で青木と作業をしていた。

「長嶺さん副室長なのに、どうして薪さんに向かってあんなに態度大きいんでしょう」青木

「キャリア的には薪くんより私の方が上なのさ・・・・フッ」

長嶺に聞かれ、ぎょっとする二人・・。
真壁の起こした事件を調べると、強姦目的で次々に女性を殺していた。
しかし、死刑は確定しており、なぜ犯人はわざわざ危険を冒して殺したのだろうか。
真壁と同室だった平岡に探りを入れようと、青木と岡部は施設へ足を運ぶが、平岡はじっとハツカネズミを凝視して、話かけても返事は返ってこない。
職員の話によると、死んだ真壁は毎日そのネズミに話しかけていたという。
「見せてもらっていいですか、このケース」
平岡の前から、ネズミの入ったケースをヒョイと持ち上げる青木。
「やめろ・・やめろっ・・許してくれェ!!殺さないでくれぇぇぇ!!」
形相を変えて叫び頭を抱える平岡は極度のストレスから倒れ、病院へ搬送される。

「平岡だけじゃない。死刑囚のやつら皆、表情が尋常じゃなかった。
・・・あの施設なにかあるな」岡部

そこに、長嶺がやってくる。

「長嶺さん、あの施設の目的はなんなんですか。教えてください。死刑囚達は何に怯えてるんですか」

「決まっているだろう。青木、君だよ」

・・・・は??

「平岡は君を死刑の執行人と勘違いし、それで恐怖に錯乱した。」

「死刑の執行人・・・」

「似たようなものだろう。我々第九の人間は死人の脳を受取に行く死神みたいなもんだ。
どうした、仕事が嫌になったか。だったら今すぐ辞めろ。その分経費が削減される」

青木はムッとするものの、何も言えなかった。

ネズミをぼんやりと眺める青木
「どうしてだろう。連続殺人犯の真壁がなぜこんなに小さな命を・・・」

天地「それは、贖罪の意思の表れかもしれません。
人は死が目前に迫ると過去の過ちを悔み罪の意識に目覚めるんです。
真壁は小さな命を育むことでこれまでに犯してきた数々の罪を清算しようとしていたんじゃないでしょうか。
彼はただ怯えていたんじゃない。死を前にして過去の過ちを悔んでいたんです。
だとしたら彼は人生の最期で救われたのかもしれない・・・・。
私の勝手な憶測ですけどね」

そこに、犯人の目星がつきそうだと曽我が飛び込んでくる。

真壁は殺害される数日前から多くの謎の影に怯えていた。
殺害前日の脳の映像に女の姿がぼんやりと映っていたのだ。
女が何かを言っている。(音声は再現されない)

「青木、何と言っている」「ひ、ろ、し」「真壁の名を呼んでいます」

真壁の関係リストから調べると、女は真壁の元恋人だということが判明。
室長はその女の事情聴取を指示するが、それはできなかった。
女はすでにこの世のものではなかった。
半年前に復縁を断られ、逆上して真壁が殺害していたのだ。

「・・・じゃあ、死んだ人間がどうやって殺人を?」曽我

「幽霊の仕業かぁ?薪くん、捜査はおしまいかね?・・・君たちには失望だな」

ネズミを手の平に乗せ、なでる長嶺だったが、指をかまれ床に放り投げる。ネズミ!GJ☆
そこに、平岡が病室の窓から飛び降り自殺をしたと連絡が入る。

感傷に浸っている暇はない、彼の死を無駄にするなという室長。
真壁の死の真相を明らかにするために平岡の脳をMRI捜査することに。
真壁が死亡した時刻まで映像をさかのぼるが、停電前なのに真っ暗な映像。

「そういえばあのとき、平岡はうつむいて目を閉じていた」

停電キター。暗めの映像だが、室内の様子が映し出されていた。

「そうか!ずっと目を閉じていたから目が闇に慣れているっ♪」

暗闇の中の真壁もばっちり見えている。
座り込んでいた真壁が叫びながら立ち上がり、先端のとがった歯ブラシを自ら胸に突き刺した!
第九の捜査員は驚きを隠せない「自殺・・・」「そんな・・・」

「犯人なんて最初からいなかった。そうか、あの奇怪な影は真壁の罪の意識が作り出した妄想に過ぎなかったんだ」

青木のセリフに長嶺が拍手「少し時間がかかり過ぎたが、まあ合格としよう。」

室長「どういう意味だ」

青木「長嶺さんっ!あなたが真壁たちを自殺に追いやったんですか!」

うすら笑いを浮かべる長嶺

「ああ~そうだ。死刑囚たちには毎日ある情報を植え付けていた。
ここは保養施設なんかじゃない、オマエたちの処刑場だと言ってね。
ここでは毎日無作為に死刑になる者が選ばれ執行される。その執行人が何者で、どこにいるのかは分からない。
彼らはその恐怖から解放されるため自ら命を絶った。
つまり彼らは自分の妄想が生みだした執行人によって処刑されたんだよ。
施設の停電も私が仕組んだことだ」

「何故そんなことを!」声を荒げる岡部。

「極限状態の人間の心理をサンプリングするためさ」

「死刑囚をモルモット代わりにした実験施設ってわけか」室長

「ああ。いずれは死ぬ人間だ。どうせなら世間の役に立って死んでいった方が本人も浮かばれる」

「でぇっっ」(←うめき声、相当腹が立ったらしい)思わずこぶしを握る青木。

「そしてもうひとつの目的は君たちの捜査能力を試すため。おかげでいいデータがとれたよ」

捜査員達に背を向け、立ち去ろうとした長嶺の前に青木が小走りで立ちはだかり、怒りのあまりハフハフ言ってます。

「邪魔だ、どきたまえ・・・どけえっ!!」
むんずと青木の胸ぐらをつかむ長嶺。

「青木、どけと言ってるだろう」
室長が間に入り、青木を止め・・・

ええええええええっ!?

「ぐふおっっ」ふっとぶ長嶺。室長が長嶺をコブシで殴ったーー!!
ひゃっほーーーーい!


「悪いがアンタのモルモットになるつもりはない。
第九のリーダーはこの俺だ」


どーーーんと室長の男らしいアップ!
ぎゃほーーー!!

「君の代わりはいくらでもいるんだよ。まあぁぁきくん!」

室長に殴られた頬を抑え、無様に去っていく長嶺のBGMが、あのズンチャカな音楽(爆)
ああ!!これは合うよ!!今までで一番映像とマッチしていたと思います。

「薪さんの代わりがいるわけがない!」面と向かって言え、岡部。

「薪さん・・・」(←すっっごい嬉しそうな青木)

クワァッ!!とした表情で室長が振り向く。

「上司の命令に従えないやつは組織に必要ない」

足早に立ち去る室長を見つめる第九のメンバーの顔は一様に晴れやかだった。

ビルから出てくる青木を、監視カメラが捉える。
足元には、あのネズミが・・・。

ぼくらは絶えず監視されている。この窮屈な社会の片隅で。

ネズミはチョロチョロっと外の世界の夜の闇に溶け込んでいった・・・・。




ここから感想。

わ~~~い!わ~~~い!室長が怒ったぞ~~。(ぇ)

室長が長嶺をぶん殴る場面はすっきりしました!
室長を見つめる捜査員達の顔にもニヤニヤが止まりませんでした(頭大丈夫か・・・おまえ)

でも、肝心の事件が毎度のことながらショボかった・・・。
第九の捜査員は無能なんじゃないか、と思ってしまう出来事がいくつかありました。
一番「オイオイオイオイ!!」と思ったのは曽我の「・・・じゃあ、死んだ人間がどうやって殺人を?」発言です。
曽我、お前、昨日今日第九に入った人間じゃないんだから、しっかりしてくれよ!!と・・・。
現実に見ている映像と妄想が区別ついてないって、どんだけ無能なんだ。私が薪さんだったら、ぶってるよ(笑)
「ひ・ろ・し」の3文字くらい自分で読んでよ、第九の捜査員なら!これ以上失望させないで下さい~~(涙)
真壁が自殺、というのも、わりとすぐ分ったので(私だけではないはず)、その後の捜査に奔走する青木達がなんだか滑稽に思えてなりませんでした。

長嶺さんは次回以降も出るのでしょうか??
1話限りなら目をつぶれますが、次回以降、毎回出るというのなら、非常にキツイ・・・。
「薪くん」は新鮮でしたけどね・・・。




ALvino/ココロフィルム(アニメジャケット仕様)
OP曲のALvino/ココロフィルムのPVをGyaoで見ました。
フルで初めて聞いたんですが、後半が良かったです~。







拍手レスです♪
なすがぱぱさん
ありがとうございます~。
え・・?笑うとこありましたか(笑)
楽しんでもらえたら嬉しいです!



コメント

はじめまして。

はじめまして、こゆうさま。みるくといいます。

毎回、よみごたえのある感想をかかれているので、すごいなあとみてました(実は、前回、前々回とカキコしたんですけど、調子がわるいのか、うまくいかなかったんですね……。今回はうまくいくかなあ??)。

十話はなんといっても長嶺ですよね。たぶん副室長という立場だから、次回以降も登場するのでは……と思うのですが……タメ息。オリジナル編がどんどん、へんてこりんな方向にいっちゃってる気がするのはわたしだけでしょうか??

こうなったら、逆転の発想で、長嶺がイケズな行動をすることにより、青木と薪さんの間が急接近…vvなんてことになったら、長嶺さまさまなんですけどね(^^;

あ!トラックバックはらせてくださいね。お願いします(ぺこり)。

みるくさん

はじめまして。コメントありがとうございます!!
自分のところの「秘密」感想を書くのに、クタクタになるので、なかなかコメントは残せないのですが、みるくさんの感想も楽しみにしていますよ~。
申し訳ないです、書き込みしてくださったんですか?
他の方もコメント欄が書きづらいと言っておられたのですが、私にも理由が分からないんです・・(汗)

>オリジナル編がどんどん、へんてこりんな方向にいっちゃってる気がするのはわたしだけでしょうか??

そうかもしれません。でも、わりと1話目からそうだったような・・・(笑)

長嶺さんは、室長に殴られて、ますます第九のメンバーを敵視しそうですね。こういう人がいると、かえって結束力が増すのはいいんですけど、気分の悪さはどうしようもないです・・・。もう一回FBIに研修に行ってくればいいのに。

TB飛ばしました~!が、みるくさんのところのTB飛んできていないようです。

また青木が(*´д`)<ハフハフ言ってましたね(笑)。
これからあのおじちゃんが続けて出るなら、更なる室長の乱舞が見られそうです(精神的な乱舞が)。
ついでに小野木田も何かやればいいのにとか思っています(笑)。

来週の感想も楽しみにしてます!。

梅もなかさん

言葉にならない怒りが青木をハフハフ言わせるようです。
室長の精神的な乱舞・・・(笑)ある意味見たいかも。
室長に殴られた長嶺を見て、梅もなかさんの
「エクスタシー!」を思い出してとても愉快な気分になりました!!

はじめまして。

清水玲子先生の作品は初期短編から読んでいて(もしかしたらデビュー作もうっすら記憶が・・)、長編をお描きになる頃に途中ついていけなくなって少し離れていたんですが、「秘密」は評判を以前から聞いて読みたいと思っていて、1週間前に遂に購入して読んだら・・一気にハマってしまいました。

アニメも昨夜の回(11話)を初めて見まして、原作に比べて随分うっすらあっさりとした後味にボーゼン・・で、こちらの感想をすべて読ませていただいて、笑ったりうなずいたり・・楽しく読ませていただいて、ついコメントしたくなってしまいました。

青木のシスコン設定って・・あり得ないですよねえ・・。
彼は第九に入るまで真っ直ぐ生きてきて、第九で初めて酷な仕事に直面して、でも真っ直ぐさを失わず前向きに取り組んで・・完全な「陽」の部分が、薪さんの「陰」の部分と対比してるからいいのに・・。

薪さんの美貌が再現されてないのはアニメだから仕方ない、繊細さを排除して「頼れる男性上司」になってるっっぽいのも、余計な女性が配置されてるのも、男性アニメファンを意識してるのかと思えば仕方ない、原作の猟奇さや恐さが無いのも、テレビだから仕方ない・・と自分を納得させるんですが、肝心の「感動させどころ」は抑えてほしいなあと・・だって大統領のあのシーンも、ZIPが見たあのシーンも感動薄らしい・・と知って、なんだか、もう・・。

次回は遂にあの事件が浮上するようですが、これだけはツボを抑えてほしい・・と切に切に願うばかりですが・・無理でしょうか・・。

かのんさん

はじめまして。コメントありがとうございます!

こちらの感想をすべて読んでくださったなんて・・・恥ずかしいんですが、嬉しいです。ありがとうございます。
ボー然となる気持ち、分ります!
最初に絵を見て「えっ」ってなって、ストーリーで「・・・」。
原作ファンが求めてるものと製作者が作ろうとしているものが、だいぶかけ離れているような気がします。

>完全な「陽」の部分が、薪さんの「陰」の部分と対比してるからいいのに・・。

なるほど!そうですね、アニメの青木はどちらかというと「陰」よりな感じですね。シスコン設定といい、仕事を家族に隠していたり、うじうじしたところに、とても違和感を感じます。

来週は、・・・不安いっぱいですが、どうでしょうか(^_^;)
取り乱す室長が見られると嬉しいんですが・・・(オイ)





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基本「根暗」です。

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